あに瓶さんの利用しているソフトが古く、メンテナンスもされていないようなので、再検討した上で独自の変換ルールを使用します。
- 必要なソフトウェア
- ImageMagick
- Version:>=6.5.4-3(MUST),>=7(SHOULD)
- With FFT(convert -fftが利用可能であること)
- Q16(MUST,Q8は不可) HDRI対応(内部的に32bit)
- Linux/MacOS推奨。WSLでも可
手順
従来のFFT式判定はkrisfail/ANIFFT: Auto FFT tool←このコードに準拠します
GitHub - Infiziert90/getnative: Find the native resolution(s) of upscaled material (mostly anime)を利用した自動判定をメインに行っていきます
縦解像度が
- 1080である場合FHD
- 1080>,900<=である場合FHD-
- 900>,720<である場合HD+
- 720である場合HD
- 720>,540<=である場合HD-
- 540>,360<である場合SD+
- 360である場合SD
- 360>である場合SD-
とします。
フレームの選択に関しては、あに瓶さんのルールをお借りします。
処理対象フレームの選択には以下のルールを設定する
・テロップ等がないフレーム
時計表示等、常時表示される部分は削除する(該当領域を矩形で黒くする)
局ロゴは原則として削除しない
生データでない場合は、加工について記述しています
・コーミングがないフレーム
ただし、SD-i等、フィールド単位の拡大による縞はここでは"コーミング"と解釈しない
・画像の動きが少なく、MPEG2圧縮によるノイズがほぼ見えないフレーム
そのような場所がない場合は、劣化が少ないフレームを選択
・他の部分と明らかに異なるぼかし等の処理がない
・背景のみでなく人物等(古典的に言えばセルに描かれるような部分?)が含まれるフレーム